ハワイのESTA(エスタ)2024年最新版~アプリでの申請方法も

今年のGW、円安や物価高騰の影響もあり、私たち日本人にはハワイ旅行のハードルは大きく上がっています。しかしながら、GWのANAハワイ便の予約数は過去最多(コロナ前の1.2倍)らしく、ハワイにしかないあの空気や風を感じたくてハワイに旅立つ人は確実に増えているようです。

ハワイ(米国)に旅行するとき、パスポートと並んで必要なのが「ESTA(エスタ)」と呼ばれる電子渡航認証システムです。

ほとんどの人は、このESTA認証をうけることでビザ(査証)なしで90日までハワイに滞在できます。

有効期限は2年なので、コロナの間に期限が切れてしまった方も多いかと思います。そこで、2024年時点の最新情報をまとめてみました。

2023年には公式アプリもでき、スマホ1つで申請できるようになったんです。ハワイ旅行を控えている方も、そろそろ行きたいなという方もぜひご覧下さい。

ESTAの申請方法

ESTAはアメリカ国土安全保障省の公式ウェブサイトから申請します。最初に右上のボタンで日本語に切り替えましょう。

「新規に申請を作成する」ボタンを押せば、あとは質問の答えを記入していくだけです。

家族まとめて申請もできます。所要時間は、体感で1人あたり20分程度でしょうか?「宿泊先ホテルの住所」や「両親の出生地」など、意外と即答できないような項目もありますので、時間に余裕を持って作業することをおすすめします。(といっても中断・再開はできます)

ひとつ気をつけておきたいのは、インターネットで「ESTA 申請」と探してみると、公式サイトとそっくりな申請代行サイトが出てきて、気付かずに利用してしまう可能性があること。

本来は21ドル(1ドル150円なら3,150円)のところ、代行手数料を5,000円くらい上乗せして請求されることがあります。

もちろん「自分でやるのが不安だからお金を払って頼みたい」と、分かった上で利用するのであれば問題ありません。とはいえESTAは高度な個人情報を取り扱うので、できるだけ日本国内に店舗のある旅行会社などに頼むのが良さそうです。

ESTAの申請は、出発72時間(3日)前までに

ESTAはパスポートほど申請・発行に時間はかかりません。

申請すると即時承認されることもあり、その場合は発行された番号をメモしたり、認証画面を印刷しておき、空港でのチェックイン時にその番号を告げればOKです。

しかし、いったん「保留」になったあと、数時間~1日後くらいにやっと承認されることも珍しくなく、最大で72時間かかるとされていますので、成田や関空で「ESTA認証がないので飛行機に乗れません」という事態にならないためにも、3日前までに手続きをしておきましょう!

ちなみに「保留」と表示されるとちょっとドキドキしますよね。理由は公開されていませんが、時差の関係(あくまでも噂ですが、アメリカが夜中や祝日の場合、若干遅れるとか…)や、過去に海外に多く行っている人、犯罪歴のある人とたまたま同姓同名だったような場合は、多少時間がかかることもあるようです。

2023年6月からは公式アプリでも申請スタート

以前はESTAは上記のWebサイトからのみ申請できたのですが、2023年6月からは米国税関・国境警備局(CBP)が申請用アプリの提供を開始し、スマホ1つで申請できるようになりました。

iPhoneならApp store、AndroidはGoogle Playで「ESTA Mobile(エスタモバイル)」と検索すると下のようなアプリが出てきます。

今のところ、紛らわしい代行サイトのアプリはほとんど見かけませんが、もし「これはどっちが本物?」と心配になったら、上記のアイコンを選んで下さいね。Androidであればダウンロード数を見ればあきらかに違うので分かるかと思います(本物は50万ダウンロードに対して、類似アプリは数十など)。

すでにESTAを取得している人も、このアプリで「ESTAを取得済みの場合」を選んで、自分のパスポート番号・生年月日・認証番号を入力すると有効期限を確認できます。

アプリで申請する時には、スマホカメラでパスポートの写真ページやICチップを読み込みます。チップにはパスポート番号や氏名・生年月日などが登録されているので、入力ミスが心配な数字やローマ字のつづりなども間違える心配がなく安心ですね。

当面は今までどおりパソコンでWebサイトから申請もできます。

ハワイやアメリカ本土への旅行を計画している方は、あまりにも早く申請するとそのぶん終了時期も早まってしまうので、何ヶ月も前から申請する必要はありませんが、2~3週間前を切ったらESTAのことも頭に置いて準備を進めてくださいね。


「今すぐは行かないけど、そろそろコナコーヒーが飲みたいな」という時は、目黒のカフェにもぜひお越しください。

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