ハワイでハンバーガーと言えばこれ!2025年版

ハワイは今でこそ、お洒落なキュイジーヌや本格的な各国料理からローカルフードまでバラエティゆたかな食が楽しめるようになりましたが、20~30年前までは観光客が食事に行く店といえばステーキハウスくらいでした。
それ以外で名物というと、それこそ「ハンバーガーくらいしかないよね」というのが当時の共通認識だったのではないでしょうか。
しかし、当時はワイキキで日本人が行くのはマクドナルドやバーガーキングなどのチェーン店が主流でしたが、現在は各エリアに数え切れないほどのバーガーショップがあります。レストランやバーでもハンバーガーが隠れ人気メニューになっていることも。
いまハワイでどんなハンバーガーが流行っているのか、ローカルに人気の店はどこなのか、最新事情をお届けします。
スマッシュバーガーがやっぱり人気
オーソドックスなハワイのバーガーは、肉厚のビーフパテにチェダーチーズ、オニオンやトマト・レタスなどの新鮮な野菜が挟まれたものですが、ここ数年は「スマッシュバーガー」が大人気です。
スマッシュバーガーとは、いわゆるハンバーグのような丸く成形した肉ではなく、ミンチを塊のまま鉄板に押しつけて(smashして)焼き上げたもの。
カカアコ・ファーマーズマーケットのフードトラックでいつも大行列のJOJA BARGERは、ローカルがお気に入りのお店や企業に投票する「BEST OF HONOLULU」で2023年に優勝、2024年もファイナリストに選ばれています。


▼ハワイのファーマーズマーケットについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています

同じくスマッシュバーガーが食べられる人気店のBetty’s Burgers(ベティーズ・バーガーズ)は、以前はハワイ大学の近くまで行かなくてはいけなかったのですが、2022年にはワイキキにもオープンしたので気軽に食べに行けます。


バーガーのほか、ポテトやオニオンリングもサクサクで絶品ですよ。

日本でおなじみのバーガー店は?
日本で人気のハワイアンバーガーショップというと、クアアイナ、テディーズビガーバーガーあたりですね。
日本に8店舗あるテディーズはオアフ島を中心に12店舗を展開し、クアアイナは発祥の地・ノースのハレイワに本店がありますが、日本には35店舗もあってもはやどちらが本拠地か分かりません(笑)。
もちろん日本でも美味しいのですが、ハワイの空の下でハワイの風に吹かれて食べるバーガーはやはり別格に美味しい気がします。
マクドナルドはワイキキにいくつかありますが、日本とはちょっとメニューが違うのでのぞいてみるのも面白いですよ。

とはいえ、一番ハワイらしかった「サイミン」は残念ながらマクドナルドのメニューから消えてしまいました。
ハンバーガーとサイミンの組み合わせを楽しむなら、ノース方面にドライブの途中で立ち寄れるワヒアワの街にある、「Shige’s Saimin Standシゲズ・サイミン・スタンド」が一番かもしれません。昔からローカルに愛されている名店で、ワイキキから離れているぶん、ハンバーガー$5.1~と価格も魅力的です。

シゲズではハンバーガーも一緒に頼むのがローカル流です。

残念ながら閉店した名店も
土地代や家賃の高いハワイ、特にオアフ島やワイキキ近辺では店の入れ替わりも激しく、人気のある店でもあっさり閉店してしまうことが珍しくありません。
International Market Place(インタマ)で人気レストランMWの味が楽しめると人気だった「BURGER HALE(バーガーハレ)」や、カカアコのSALTでお肉屋さん直営のバーガーやホットドッグが大人気だった「Butcher & Bird」、カイムキでローカルに愛されていたスマッシュバーガーの「CHUBBIES BURGERS(チャビーズ)」もつい最近閉店してしまいました。

今回ご紹介したバーガー店も、いつまでもそこにあってほしいものですが、次に渡ハした時にはなくなっていてもおかしくないのです。
気になる店には、ぜひ行けるときに行っておいてくださいね!
東京・目黒のALOHA LIVINGのカフェでは、ハンバーガーはメニューにありませんが(リクエストが多ければ期間限定で登場するかも?しないかも。)メニューの品々はハワイの味そのものです。ハワイのダイナーの粉を使用したパンケーキや yahoo!ニュース「東京のアサイーボウル美味しい店 ベスト3」にも選ばれた、ハワイより美味しいと評判のアサイーボウルなどを、100%コナコーヒーとともにご提供しています。

お近くに来られたらぜひのぞいてみて下さい。