ANAの神対応

2023年最後のハワイ。クリスマスと年末年始を家族と過ごし、新年1月3日のNH185便で帰国予定だったが、羽田空港での事故の影響により翌日の便が遅延。その際のANAの対応についての話し。

(ANAからの飛行機遅延のおしらせメール)

早めに帰国準備も済ませ、最後の夜をのんびりしていたところ、一通のメールが。。 

《ANAより。1月3日 NH185 出発時刻変更のご案内》

えっ?遅延?一日遅れる?

羽田空港でのたいへんな事故はニュースで知っていたが、まさか帰国便に影響がでるとは思ってもおらず。。

すぐさま滞在中のホテル(トランプ・インターナショナル)に事情を説明し、もう一泊、延泊可能かどうか確認。

ホテル「それはお困りですね。しかし予約状況もいっぱいで。。少しお時間ください。」

他のホテルを探しながら待っていると、またANAからメールが届く。

内容は、ANAがホテルを確保したという連絡だった。それも宿泊費はANA全額負担。(自らホテルを手配した人にも一人200ドルまで負担)それも乗客全員分だなんて。遅延補償を行っていない航空会社もあるなか、このような補償と敏速なANAの対応に「日本の航空会社は素晴らしい」と感心。

そうこうしているうちに、ホテルフロントから電話。

ホテル「先ほどの延泊の件ですが、こちらで調整しましたので、どうぞもう一泊お泊りください。お部屋の料金ですが...、事情が事情なので半額とさせていただきます。」

ホテル側でも何とかしてくれたのだ。それも宿泊料金半額だなんて、どれだけ優れた対応なのだろう。ここはハワイだからか、五つ星ホテルトランプならではの配慮なのか、真にアロハスピリッツを感じずにいられない。

ひとまず安心していると、またANAからメールが。

なんと今度は遅延のお詫びで無料食事券が送られてきた。なんという手厚い補償なのだ。飛行機遅延の原因はANAが直接関係している訳ではないのに。さすが世界ランキングベスト3のANAである。

今回の遅延については、はじめての経験だったので、少々慌てたが、能登半島地震や羽田空港の事故に遭われた方々の事を思うと、飛行機が遅延したことなど比べものにならず、複雑な心境だった。

今回の件では、関係各所のご配慮とお心遣い、また、羽田空港が大混乱の中(国際線優先で国内線は1月6日まで見込が立たないと聞いた)優先的に帰国させていただいたことに感謝の言葉もありません。

この度の地震と航空機事故で亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。