ハワイひとこと英会話教室

ハワイひとこと英会話教室

世界的なインフレ・円安とハワイ旅行のハードルは高めではありますが、この年末には、数年ぶりにホノルルマラソンに出場したり、年末年始をハワイで迎えたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、久しぶりの海外旅行で忘れがちな、ちょっとした英語の受け答えをいくつか紹介します。

2023年のハワイは、日本語が通じなくなっている!?

2020年のパンデミック後、ハワイを訪れる日本人観光客の数は少しずつ増えていますが、まだまだ以前の水準には戻っておらず(2019年は183万人、2023年上半期は32万人)、6月に訪れたワイキキでも欧米人の姿が圧倒的に多かったのを覚えています。

以前は「ワイキキならどこでも日本語が通じる」(それはちょっと大げさですが)とまで言われたこともありますが、今のハワイはそうでもない印象です。

ハワイの人々は基本的に優しく、英語があまり話せなくても店員さんに無視されるようなことはありません。とはいえ向こうも人間、少しでも話せた方が、ホッとするのか確実に笑顔は増えると思います。

最近では、レストランや買い物はお客さんが自分でタブレットをタッチして注文→クレジットカードを差し込み、会話ゼロで注文から会計まで完了するお店も増えました。

~カラカウア通りのアイランド・ビンテージ・シェイブアイス。完全セルフオーダー式です~

しかし油断していると、ちょっとした場面で「ここはなんて返すんだっけ?」と焦ることもあります。

一度思い出せばどれも簡単な短い言葉なのですが、これから久しぶりにハワイに行かれる方は、現地で余裕で過ごせるよう、ウォーミングアップがわりに思い出してみて下さいね。

ドアを押さえて「Thank you!」と言われたら

欧米では、ドアを先に出た人は、すぐ後の人のために軽く押さえておくのがマナーとなっています。

自分が押さえてもらう側であればもちろん「Thank you!」と簡単なのですが、お礼を言われたときに意外と出てこないひとこと。

教科書では「You’re welcome.」がポピュラーですが、もっと短く「Sure.」も言いやすいのでおすすめです。

軽く体が当たって「I’m sorry.」と言われたら

銃社会であるアメリカでは「敵意を持っていませんよ」「私は安全な人間です」と示すために、通りすがりの人同士でも積極的に「Hi」「Excuse me」など声がけをします。

同じ理由から、ABCストアなど狭い通路に人が行き交う店内で軽く背中に荷物が当たっただけでも、しっかり「I’m sorry.」と言う人が多いです。

大丈夫なことがお互い分かっているけれど、マナーとして「Im sorry.」と言われたら「いいですよ」という意味を込めて「I’ts OK.」、向こうが「悪かったかな?」と気にしていそうなら「No problem」もいいですね。

自分もうっかりしていたような場合は「こちらこそすみません」という意味で「I’m sorry too.」がおすすめです。

エレベーターを降りるときってなんて言う?

ホテルのエレベーターに何組か乗っていて、先に自分(たち)が降りるとき、日本人はほとんど無言で降りていきますが、英語圏の人はたいてい「Have a nice day(ごきげんよう)!」などと挨拶をします。

早口で、語尾を「day~♪」と上げる感じで言うと伝わりやすいと思います。

降りていく人に言われた時の決まり文句としては、「you too!」が簡単で一番おすすめです。

「よく眠れましたか?」と聞かれたら

~ AM6:45  ロイヤルハワイアンホテルの中庭とワイキキの海 ~

ハワイではなぜか早起きになって、ビーチや朝の街を散歩してしまう……という人も多いのではないでしょうか。

早朝の人が少ないホテルのロビーなどで従業員さんに会うと、「Good morning!」と挨拶したあと、「Did you have a good sleep?(よく眠れましたか?)」と高確率で聞かれます(笑)。

「Yes,I slept well.(よく眠れました)」等と返せばいいのですが、「sleep」の過去形である「slept」は、日本人には少し発音しにくいと感じる人が多いかもしれません。

シンプルに「Yes,I’m good」でも十分自然に伝わりますし、言いやすそうですね。

ときどき「Do you~?」ではなく「How was your sleep?」と聞かれることもあり、意味は同じですが、この場合「Yes/No」で答えられないので、にっこりして「good.Thank you.」だけでも大丈夫です。

通常はその後「And you?」と相手のことも気遣うと良いですが、ホテルのスタッフさんは夜勤明けだったり、サービスに支障がないか確認している意味合いもあるので、聞き返さずに「See you.(小さいホテルのフロントの人など、また何度か会いそうな場合)」「Have a good day!(大きなホテルなどで、また会うかどうか不明な場合)」で別れればOKです。


東京・目黒のALOHA LIVING ショールーム&カフェでは、ハワイを旅した時の空気がふとよみがえるようなパンケーキとコナコーヒーをご用意してお待ちしています。お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってみて下さいね。