ハワイで愛される発酵飲料「コンブチャ」&自家製ALOCHA(アロチャ)

健康意識の高い人なら、必ずといっていいほど飲んでいるドリンク「Kombucha(コンブチャ)」。コンブチャといっても日本の「昆布茶」とはまったく違うものなんです。

雑誌にも取り上げられ、これから認知も人気もグンと上がるといわれている発酵飲料です。

ハワイのABCストアやホールフーズなどのスーパーにいくと、ジュースやお水の横に日本ではありえないほど数多くのメーカーのコンブチャが並んでいるのを見かけますが、それほど欧米では美と健康のために欠かせない存在、いわゆるスーパーフードなんですね。

今回は、そんなコンブチャのお話と、実はここALOHA LIVINGでも飲める自家製のクラフトコンブチャ「ALOCHA(アロチャ)」をご紹介します。

コンブチャとはいわゆる「紅茶キノコ」!

コンブチャの名前の由来は諸説あり、韓国からアメリカに伝わった際に韓国語で菌のことを「KOM」と呼ぶからそうなった・・・韓国人医師Mr.KOMBUが菌を発見したから・・・などと言われていますが、明確には分かっていないようです。

コンブチャは初耳という方でも、50代以上の方であれば、1970年代に日本で健康食品としてブームになった「紅茶キノコ」という名前はなんとなく聞いたことがあるのでは。コンブチャは真にこの「紅茶キノコ」のことなんです。

しかし実はコンブチャの歴史はもっと古く、約200年前にモンゴルで生まれた発酵食品なのだそうです。コンブチャは自宅でも比較的かんたんに作れるため、各国に伝わり代々受け継がれてきたのでしょう。

(このスコビーの丸くプリッとした姿がまるでキノコのようなので、日本では当時「紅茶キノコ」と名付けられたそう。)

このスコビーの丸くプリッとした姿がまるでキノコのようなので、日本では当時「紅茶キノコ」と名付けられたそう。

スターター液に含まれる酵母菌と酢酸菌が、糖分とアルコールを栄養として発酵していき、さまざまな栄養素を含むコンブチャができあがります。

少しシュワシュワとした炭酸ガスと、ほのかな甘みと酸味が特徴。紅茶以外に緑茶を使ったり、フルーツやスパイスなどの素材を加えたりすることでさまざまな風味のバリエーションを楽しめます。

コンブチャは世界でも珍しいプロバイオティクスの食品です。腸内環境を改善して疲労回復や美肌、健康に必要な栄養素である、乳酸菌やビタミン・アミノ酸・クエン酸・ポリフェノール、そしてさまざまな酵素が含まれているといいます。

参考:厚生労働省|プロバイオティクスについて知っておくべき5つのこと

ハワイでコンブチャを買うなら

ハワイではコンブチャは特別な健康食品というよりも、ヨーグルトなどと同じように毎日とりたい発酵食品ととらえられていて、ほとんどのスーパーやコンビニで手軽に買えます。

缶・瓶・ペットボトルなど容器も多彩で、以下のスーパーやビアバーなどでもタップ(蛇口)から瓶に注いで持ち帰れるようになっています。

ダウントゥアース(カカアコ)/フードランド・ファームズ(アラモアナ)/カハラマーケット(カハラ)/グレース・イン・グロウラーズ(カイルア)/セブンイレブン(カイムキ)

フレーバーや素材の種類もとても多く、マンゴーやパッションフルーツ、ハイビスカスなどいかにもハワイらしいコンブチャは見ただけで楽しくなってしまいますね。

ただ、容器だけでは味の想像がつかないのが難点。

なかにはとても酸っぱい、または微妙な味のものもあり、そんな失敗も含めてハワイの旅は楽しいのですが……できればおいしい方が嬉しいですよね。

ALOHA LIVINGの自家製コンブチャ「ALOCHA(アロチャ)」

実は、ここALOHA LIVINGでは、本当においしいクラフトコンブチャ「ALOCHA(アロチャ)」をカフェメニューにご用意しています!

写真はバタフライピーのコンブチャ 価格800円(税込)

ほのかな酸味と甘みのバランスがよく、爽やかな味わい。本当にゴクゴク飲めると思います。

非加熱でできたての新鮮さをそのままボトリングしているため、菌の質もよく量も多いため、とてもパワーを感じるはず。 ハワイに到着したその日に、波打ち際でダイヤモンドヘッドを眺めると、エネルギーが全身にチャージされる…そんなシーンを思い浮かべて、ロゴはダイヤモンドヘッドのデザインになっているんです。

ダイヤモンドヘッドはスコビーにも見える!?

クラフト(自家製)につき数量限定販売となりますが、カフェで見かけたらぜひオーダーしてみて下さいね。

お家でKOMBUCHAが作れるようになるワークショップも開催中です!